心のゆとり。

【心のゆとり。】 スペイン編

 

スペインに来て1週間、むっちゃ濃かった。

スペインの印象はあったかい、人が温かいこの国!!

 

スペイン生活1週間振り返れば、どれだけ見ず知らずの人に 

¡Hola! (こんにちは)

¿Qué tal? (元気)

と言われたことか!!!!

知らんじっちゃんもばっちゃんも、兄さんも、ねぇさんも、、!!!

Muy bien ってアジアの顔した私が答えると、むっちゃ嬉しそうにスペイン語でたくさん話してきた。笑(みんな赤の他人)

 

①電車の出来事

1 かいせ電車でコケるの巻

 

スペインで満員電車に乗ったとき、急ブレーキでバランス崩してコケたかいせ。

思いっきり足踏んでるし、やらかしたー、うわっっやっべ舌打ちされる、、と思いつつ

Perdon(すみません)」

そしたら、おじさんが

「ハッハッハ大丈夫か、しっかりつかまっておけよ」と満員電車で大笑い。

周りの人も笑ってるし、気にすんなとか言ってるし、なんかスペイン語で話しかけてくるし、

¿De dónde eres?(出身どこ?)

Soy de Japón.(日本です)

ってそっから会話がスタートするし、、、

満員電車なのにとにかくうるさい!笑

みんなおしゃべりしてる!!

いやここは満員電車だろ!!!!!

こんなうるさくしていいのか!?!!

(ん、?話しちゃだめって誰が決めたん?)

恥ずかしさ半分、日本の車内の様子を思い出して疑問に溢れる気持ち半分。

2 車内でライブの巻

急にハーモニカやらアコーディオンを持って車内に乗り込んできた若者がいた。

いきなり歌いだした。

日本だったら迷惑そうな目でみんな見るだろうなぁと思ってた矢先、スペインでは手拍子だの、チップやらを若者たちに与えていた。

 

美しいもの、素敵だと思うもの、どんな状況であれ自分が見たもの聞いたものに素直に”素晴らしい”と思うものことに『素晴らしい』と言えるこの国はすごい素敵だと感じた。

 

3 赤ちゃん車内で号泣の巻

赤ちゃんが車内で号泣いていた。

すると、スペインでは赤ちゃんの周りにいた大人たちが赤ちゃんをあやしたり、お母さんに話しかけたり(みんな赤の他人)している光景が見られた。

 

に、日本じゃ、ありえなぁぁいいいい!!! 

ふぁっ!?なんだこれ!!

 

車内で泣く赤ちゃんに対し『うるせーな』と舌打ちをする日本。

電車を使うときお母さんが気を使って時間帯を選ばなければならない日本。

満員電車で足を踏まれたり押されたりして、舌打ちしたり、朝からすっごい怒ってる日本。

痴漢が多い日本。

朝の時間帯、みんなの眉間にシワが寄ってる日本。

 

わぁ、圧倒的悪口しか出てこない。。

そんな人ばかりじゃないのですが、参考に例として。

 

 

ここで何が言いたいのかって

日本とスペイン【心のゆとり】が全然違った。

 

もちろん国民性は全く違う。

日本人はとっても真面目で勤勉。

スペイン人は情熱的で陽気で自由奔放。

 

対照的な国民性。お互いに学べる点はいくつかあるのではないかと思った

 

そう。

日本は毎日、時間がすごくタイト。

もう少し肩の力を抜いて毎日過ごしてもいいんじゃないかなぁ。

 

 

心のゆとり。

ってあるようでない。

私も。

 

作るのも作らないのも自分次第だけど、

心にゆとりがあったらプラスに物事考えられるし、イライラして周りには嫌な思いさせないし、言動や行動1つが変わる。

 

満員電車でおじさんが笑って返事してくれたのも、

車内ゲリラライブで素直に素晴らしいと言えるのも、

号泣してる赤ちゃんとお母さんを気遣えるのも、

みんな心にゆとりがあるからではないかと感じた。

 

スペインの国民性も関係してるが、それ以上に心のゆとりを感じた。

 

とても温かい国。素敵な国。

私も、ゆとりを持った人間になりたい。